【社長インタビュー】7codesをひも解く|#04 BACK CAST(ゴールから描く)
7codesは、7つの言葉を並べたものではありません。
日々どんな姿勢で仕事に向き合い、どこから始め、どんな思考を積み重ね、最終的にどんな判断軸にたどり着くのか。その思考と行動の流れそのものを、7codesは示しています。
前回の記事では、当事者として仕事を引き受けたうえで、目的から目をそらさない姿勢である「PURPOSE ORIENTED(目的から目をそらさない)」の重要性を紹介しました。

今回は、その次に置かれている「BACK CAST(ゴールから描く)」について取り上げます。
目的を定めたその先で、なぜ“逆算”という思考が必要になるのか。その背景を代表取締役・高畠へのインタビューを通して紐解いていきます。
成長の次に求められるもの
SELF-DEVELOPMENTによって、人はスキルや知識を身につけることができます。
しかし、それだけではプロフェッショナルとして十分とは言えません。
学び、成長した力を「どこに向けるのか」。その力を、自分とは切り離された仕事ではなく、「自分が引き受けるもの」として扱えるかどうか。
そこではじめて、仕事は“自分ごと”になります。
だからこそ、7codesではSELF-DEVELOPMENTの次にOWNERSHIPを置いています。
成長したその先で、仕事を当事者として引き受ける姿勢がなければ、次の思考には進めないからです。
トラブルは「起きる前提」で考える
BACK CASTが重視される理由のひとつに、仕事にエラーはつきものだという前提があります。
計画通りに進まない。想定外の問題が起きる。人も環境も、必ずどこかでズレが生じる。
だからこそ、スケジュールは順に詰めるだけでは足りません。
ゴールから逆にたどり、「どこに余白を持たせるか」「どこで調整が必要になるか」をあらかじめ描いておく。その逆算設計があることで、現実的で強度のある計画になります。
BACK CASTとは、理想論ではなく、エラーを織り込んだうえで成果に近づくための思考法です。
「描く」という言葉に込めた意味
7codesでは、あえて「ゴールから考える」ではなく、「ゴールから描く」という表現を使っています。それは、頭の中で考えるだけでなく、実際にスケジュールとして可視化し、前と後ろをつなげることを重視しているからです。
多くの仕事は、つい積み上げるように設計してしまいます。目の前のタスクを順番にこなし、「進んでいる感覚」を得る。
しかし、ゴールから見てみると、そのやり方では届かないことも少なくありません。
目的に向かっている“つもり”でも、作業そのものに没頭してしまい、「やっているから大丈夫」と進み続けてしまう。
そんなときこそ、ゴールから現在地を見直すことで、本当に今やるべきことが浮かび上がってきます。
この点で、BACK CASTはPURPOSE ORIENTEDと強く結びついています。
目的を見失わないための、具体的な思考の技術でもあるのです。
その姿勢そのものが、OWNERSHIPです。
逆算思考は、体験によって身につく
BACK CASTは、知識として理解するだけでは定着しません。実際に「逆から考える」体験を重ねることで、少しずつ身についていきます。
そのため、エスネットワークスでは、スケジュールを実際に逆から引かせてみるなど、物理的なプロセスを通じてこの思考を体得させています。
エラーを前提に計画を立て、修正し、また描き直す。
その繰り返しによって、「ゴールから考える」ことが特別なものではなく、当たり前の習慣になっていきます。

目的を定め、当事者として引き受け、ゴールから現実的に描く。
ここまで来て、7codesはようやく「一人ではなく、どうやって前に進むか」という段階に入ります。
次回は、BACK CASTの次に置かれている「TEAMWORK(力を結集し付加価値を生む)」について。
個の思考を、どのようにチームの力へと変えていくのかを掘り下げていきます。
▼この記事を書いた人
広報担当 平山
出版社での編集記者を経て、2024年にエスネットワークスに入社。
千葉県生まれ千葉県育ち。社内部活動はサウナ部に所属。