【社長インタビュー】7codesをひも解く|#07 RESILIENCE(回復し乗り越える)
7codesは、7つの言葉を並べたものではありません。
日々どんな姿勢で仕事に向き合い、どこから始め、どんな思考を積み重ね、最終的にどんな判断軸にたどり着くのか。その思考と行動の流れそのものを、7codesは示しています。
これまでの記事では、
SELF-DEVELOPMENTで力を磨き、
OWNERSHIPで仕事を引き受け、
PURPOSE ORIENTEDで目的を見失わず、
BACK CASTでゴールから描き、
TEAMWORKで力を束ね、
RESILIENCEによって失敗から立ち上がる。
そのプロセスを順に追ってきました。
最終回となる今回は、7codesの最後に置かれている「INTEGRITY(誠実である)」について取り上げます。
なぜこのcodeが、締めくくりとして最後に置かれているのか代表取締役・高畠へのインタビューを通して紐解いていきます。
すべてを壊し、すべてを輝かせる判断軸
他のcodeを欠いてしまっても、仕事がうまくいかない、成果が出ない、という一時的な話で済むことはあります。
しかしながら、INTEGRITYを外した瞬間に壊れるのは、成果や人間関係だけではありません。
挑戦者とともに成長し、その先で社会に価値を返していくという前提が、成立しなくなってしまう。
違法行為や裏切りに手を染めれば、日本経済を良くすることも、挑戦者を勝たせることもできない。
どれだけ能力が高くても、どれだけロジックが正しくても、その判断ひとつで、これまで積み重ねてきたすべてを台無しにしてしまいます。
逆に言えば、INTEGRITYがあるからこそ、SELF-DEVELOPMENTも、OWNERSHIPも、PURPOSEも、ここまで積み上げてきたすべてのcodeが意味を持ち、初めて輝く。だからこそ、INTEGRITYは最後に置いています。
これは付け足しの価値観ではありません。
すべてを積み上げた先で、最終的に立ち戻るための判断軸です。
インテグリティは、日常の「小さな判断」に宿る
INTEGRITYというと、「法律を守る」「不正をしない」といった話に聞こえるかもしれません。
もちろん、それは大前提です。
ただ、現場で問われるのは、もっと日常的な判断の連続です。
楽な方、早い方、通しやすい方を選ぶかどうか。
誰のための判断なのかを、きちんと考えているか。
一つひとつは小さな選択でも、その積み重ねが、結果として誰かを傷つけたり、信頼を損ねたりすることがある。
INTEGRITYは、特別な場面で突然問われるものではなく、日々の意思決定そのものだと考えています。
ルールを守っていれば「正しい」のか
例えば、数十人規模の食事会で、念のために店を2つ押さえ、直前で片方をキャンセルする。
店のルール上は問題ないかもしれません。
しかし、その行為が相手の事業にダメージを与えるのであれば、自分たちが掲げている「何のために仕事をしているのか」という問いに、ちゃんと向き合えているのかを考える必要があります。
エスネットワークスは、挑戦者を支援し、日本国経済に貢献することを目指している。
その目的に照らしたとき、その判断は本当に正しいのか。
一方で、ビジネスモデルや状況によって、迷惑の構造が変わることもある。
だからこそ、単純に「これはNG」と決めつけるのではなく、構造を見て、自分の頭で判断することが求められます。
正解を誰かに預けない、最後の判断
「状況によって正しさが変わる」場面では、まず企業としての軸に立ち返る。
それが、挑戦者や社会にとって意味のある判断かどうか。
そのうえで、最後に大切にしているのは、自分が大事にしている人に、背景も含めて説明したときに「それで良かったね」と言ってもらえるかどうかです。
正解をルールや誰かに預けるのではなく、自分の名前で引き受け、自分で判断する。
それが、INTEGRITYの本質だと思っています。

個人として力を磨き、仕事を引き受け、目的を定め、ゴールから描き、仲間と力を集結し、失敗から立ち上がる。
そのすべてのプロセスを、最後に支えるのがINTEGRITYです。
7codesは、成果を出すためのフレームワークではありません。
どんな状況でも、自分たちは何者で、何のために判断するのかを見失わないための指針です。
この連載を通して、その「思考と行動の流れ」が伝わっていれば幸いです。
▼この記事を書いた人
広報担当 平山
出版社での編集記者を経て、2024年にエスネットワークスに入社。
千葉県生まれ千葉県育ち。社内部活動はサウナ部に所属。