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中途入社Takuma.K会計事務所出身/2015年入社
  • 私のRareなところ父親の会社の倒産を経験
  • 私のCoreなところ経営者と共に変革をもたらしたい
PROFILE

新卒で会計事務所に入社。その後、エスネットワークスに参画しハンズオンコンサルティングに従事。2021年には、20代でグループ長に昇格し現在はPMおよびメンバーのマネジメントも実施している。

アドバイスだけでは、変えられない。

学生の時に、父親の会社が倒産しました。財産は全て差し押さえられ、当然それまで住んでいた家にも住めなくなり、学生ながらに辛い経験をしました。当時何より疑問だったのは、事業としては黒字の中での倒産だったこと。なぜそんなことが起こるのか、倒産に至るまで誰も経営の悪化に気づけないのか確かめたい。父親のように財務の知識がなく辛い想いをする人たちを少しでも減らしたい。そんな想いを胸に、新卒で会計事務所へ入社しました。

しかし、実際に働いてみて現実を知ります。顧問会計士がそれぞれの会社を訪問するのは、せいぜい月に2回程度。試算表を見て、帳票と統合した結果を提言することはできますが、月に1、2回程度しか会わない人に指摘されたとしても、実際に改善に動く企業はほとんどありません。顧客が本当に求めているのは、指摘することではなく、実際に手を動かして変革に伴走してくれるパートナーだと感じたのです。このままでは本当の意味での人助けはできない。では、それができるところはどこだろうと探していた時に見つけたのが、エスネットワークスです。

何より惹かれたのは、「実行支援」「常駐」というキーワードです。顧客の中に入ることで、自分自身が変革の一歩目になれる環境は、まさに私が求めていたもの。転職を決意するまでそう時間はかかりませんでした。誰かを「助けられる自分」になりたいという気持ちで、当時上長一人しかいなかった、エスネットワークス札幌支社の門を叩きました。

想いに動かされ、動かす。

入社後任された大きな案件は、飲食業を営む会社のコンサルティング。上場を目指していた会社で、内部統制を依頼されたところから案件が始まりました。3年8ヶ月ほどの常駐期間で、上場前の経理支援や予算作成、証券対応、さらには海外法人の設立や関東圏店舗の立ち上げと幅広い支援を実行しました。急速に事業が変化していくクライアントであったため、人手が足りない場面を見つけると、どこでも首を突っ込んでいきました。例えば現場に入って店舗の実務を確認したり、常駐先のアプリやCM制作に協力したこともあります。実際に実行支援を現場でやってみると、かなり泥臭い活動でした。

なぜそこまでやろうと思えるのか。私のモチベーションになっているのはいつも、目の前で実際に困っている人を助けたいという気持ちです。最初の常駐先であるクライアントの社長と副社長はご兄弟でありお二方が学生の時に、お父様が経営されていた会社が倒産した経験をお持ちでした。個人的にお二方と境遇が似ていたこともあり、まさに私はこういう人を助けるためにここに来たんだと、想いを高めた覚えがあります。先の案件に限らず、常駐することによってお客様との距離感が近くなるこの仕事では、目の前のお客様に感情を動かされる場面が多々あります。逆に私の働きを見て、お客様の心が動き、組織の変化につながることもあります。現場の一番近くで思いきり感情移入して、組織を変えていく。泥臭くもありながら、とてもやりがいを感じる仕事です。

平均年収1000万円の日本をつくりたい。

困っている人を助けられる自分になりたいと思って、エスネットワークスに来ました。そして、まさに自分が助けたいと思える人に仕事で喜んでもらうことを経験しました。しかし、ものすごくドライな見方をすれば、本当にその人たちの望んだ未来を提供できる存在には、まだなれていないと思います。先の案件では、関与後売り上げを2.3倍ほどにする経営体制を構築できましたが、当初のご依頼であった上場には至らず。その後に関与した他の企業も、コロナの影響から思うような結果を出すことができない案件も少なからずあります。そのため私自身、まだまだ力が足りないと感じる場面はたくさんあります。このような経験を通じて、大きな変革を起こそうとすればするほど、自分一人の力では何もできないということがわかってきたのです。

次のフェーズは、エスネットワークスという組織の力を大きくし、より企業価値にコミットできる会社をつくっていくこと。現在はマネジメントの役職も任されているので、自分だけで動くのではなく、後輩の育成やプロジェクト全体の統括にも力を入れています。

最終的にエスネットワークスが目指すのは、日本国経済への貢献。そこから転じた私の勝手な目標ですが、20年以内に日本の平均年収を1000万円まで高めたいと思っています。そのために目の前のお客様やメンバーに向き合い、全力を尽くしていく。この会社でなら実現できると信じています。

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